amazon.comからの案内メールが届いてるかと思いますが、2019/02/19以降、販売手数料の改定が実施されるようです。
何点かありますが、総じて値下げです。
これは嬉しいニュース。めずらしいw
具体的には、低価格帯の商品に対しての施策のようです。
最近のamazonは利益率の低い商品を排除していく傾向であるらしいので、
この改定はおそらく最終的にamazonの利益率が上がる施策なのでしょう。
Amazonは利益の少ない商品を排除してより利益の大きい商品に切り替えている
販売手数料の改定内容について
今回のamazon販売手数料の改定内容はこんな感じです。
amazonカナダとUSが最低販売手数料を値下げか🙄
低単価商品アツいな。 pic.twitter.com/RRRYeOguB5— EIKING (@eiking_asia) December 21, 2018
ちなみについでにカナダも変更になるようですね。
案内内容についてはこんな感じです。
販売手数料の引き下げ :
• 該当するすべてのカテゴリーで、商品ごとの最低販売手数料を 1.00 ドルから 0.30 ドルに減額します。ジュエリーおよび腕時計の最低販売手数料は、商品 1 点あたり 2.00 ドルから 0.30 ドルに減額します。
• ベビー & マタニティ(ベビー服を除く)、ビューティー、ヘルス & パーソナルケア(ヘルスケア機器を含む)の商品で売上の合計 * が 10.00 ドル以下の場合は、販売手数料率を 15% から 8% に減額します。売上の合計が 10.00 ドルを超える商品の販売手数料は 、引き続き15%です。
• 家具商品(マットレス以外)で売上の合計が200ドルを超える部分について、販売手数料率を15%から10%に減額します。販売価格が200 ドル以下の部分については、引き続き 15% を請求します。
• ジュエリーで、 売上の合計が250ドルを超える部分について、販売手数料率を20%から5%に減額します。 販売価格が 250 ドル以下の部分については、引き続き 20% を請求します。
• 食品&グルメで、売上の合計が15ドル以下の場合、販売手数料を15% から 8% に減額します。(2018 年 8 月 16 日に発表済み)。
「商品ごとの最低販売手数料を 1.00 ドルから 0.30 ドルに減額」はデカイですね。
あとは、ベビー & マタニティ(ベビー服を除く)、ビューティー、ヘルス & パーソナルケア(ヘルスケア機器を含む)で$10以下、食品&グルメで$15以下の商品の手数料率が15%→8%に減額されるのが大きいです。
実質恩恵を受ける商品カテゴリと価格帯
今回の施策は概ね低価格帯に向けた施策になってます。
一部家具やジュエリーの高額商品も対象になってますが、
個人的には低価格帯の変更のほうが影響大きいです。
うちとしては最低販売手数料も嬉しいけど、ヘルスケアカテゴリの$10以下の手数料が8%になるほうがでかい。
— EIKING (@eiking_asia) December 21, 2018
最低手数料が$0.3になる、そして$10以下が手数料率8%になるってことは、0.3/0.08=$3.75が下限値か。
販売価格がそれを下回ると8%超える。— EIKING (@eiking_asia) December 21, 2018
最低販売手数料が$0.3になるってことは、販売手数料が8%のカテゴリであれば、$3.75が実質下限値になるってことですね。
ちなみに15%のカテゴリであれば、0.3/0.15=$2まで。
$2以下で売ることそうないよなw
つまり、対象カテゴリで販売価格が$3.75~$10.00のパフォーマンスが事実上最強ってとこか。
なお、この販売価格は送料、ギフト包装も含むらしいので、$10ギリギリだと超える可能性もあるな。— EIKING (@eiking_asia) December 21, 2018
8%カテゴリのほうが、この最低販売手数料が減額されたことの恩恵はでかいってことですね。
環境に応じた商品開発も一つの手か
販売手数料が低い該当カテゴリの低価格帯を攻めるってのも一つの手かもしれませんね。
まあそんな理由で商材選べるならの話ですけどw
うちはたまたま該当カテゴリの低価格帯商品が主力製品なので、
これはかなりの恩恵が受けれそうです。
最低販売手数料の$1.00を払ってる単価のものもありますからね。
これらは2/19以降$0.30になるので実質手数料70%OFFです。
今後、こういった手数料の改定などはどんどん行われていくと思います。
すなわちどんどん複雑になっていくと思うので、
このあたりを事前に把握して販売戦略を練っていきたいところです。