【2019年版】欧州amazonの法人セラーアカウント開設で必要な書類はこれだ!

欧州(ヨーロッパ)amazonセラーアカウント開設への、長い戦いにようやく終止符が打たれました。

約半年前に欧州amazonセラーアカウントを開設して、これまで半年間に渡って書類のやりとりを続けてきたのですが、ようやくアカウント認証(Account Verification)を通過して事実上の「アカウント開設完了」となりました。

EIKING
長かった。。。

昌文君が呂不韋に勝ったときの言葉を思い出しました。

ああ これは 我々の いや・・・大王様の・・・これは・・・即位されてからの
き 九年に及ぶ・・・呂不韋との長き戦いにおける・・・だ 大王様のっ・・・完全勝利だ!!

キングダム 40巻参照

ということで今回は、その長かった半年に渡る攻防の一部始終、そして実際必要だった書類一式、またアカウント認証通過に至ったコツなどについて解説したいと思います。

 

欧州amazonセラーアカウント開設の基本的な流れ

まず欧州amazonセラーアカウント開設の基本的な全体の流れをおさらいしておきましょう。

そもそも欧州amazonのセラーアカウント開設自体はすぐ完了します。しかし、アカウント認証が終わらないと販売開始できませんので、ただ単にセラーセントラルにログインできるだけの状態です。

  1. 欧州amazonセラーアカウント作成
  2. アカウント認証(Account Verification)
  3. 販売開始!

といった流れです。

ちなみに、昔はここまでハードルは高くなかったんですが、amazonUKがamazon Payment UKと分社化してからというもの、本人確認が鬼のように厳しくなりました。

 

アカウント作成後のアカウント認証における関門

流れとしてはそんな難しいことないんですけどね。結局ようはこのアカウント認証(Account Verification)が最大の難関となっています。

難関と言ってももちろん、本人確認できればアカウント認証は完了するわけなんですが、じゃあ一体なにが難関なのか。

それは、

  • 日本語の書類が認められないため認証翻訳が必要になる
  • amazonが要求してくるものが二転三転する
  • 問い合わせしてもなかなか返信がない
  • 提出〜不備・追加書類まで時間がかかる

などの問題点が積み重なり、トータルで難易度を上げているように思います。

日本語の書類が認められないため認証翻訳が必要になる

まず最初のハードルは、実は日本語でのドキュメント提出が認められません。昔はOKだったんですけどね。

Therefore, we kindly ask you to provide us a translated document in one of the supported languages mentioned below. The translation must be issued by an official agency and must be signed and stamped.

Supported Languages:
Chinese
Dutch
English
French
German
Italian
Polish
Portuguese
Spanish

基本的に欧州言語、または中文のみの対応になります。
よって、僕たちが出すほとんどの法人関連の書類は日本語になりますので、これらを翻訳して提出する必要があります。

しかもただの翻訳ではなく、「認証翻訳」です。

この認証翻訳とはなにかというと、ようは元の日本語ドキュメントを英文に翻訳し、それら両方のドキュメントを持って公証役場に行き、認証をしてもらいます。

これが認証翻訳です。

EIKING
超絶無意味に感じたのは俺だけだろうか。。

そうなんです、ただ単に公証役場では認証の印鑑押してもらうだけなんです。これは、翻訳自体のクオリティを保証するものでもなんでもありません。だから、正直な話、翻訳適当でも中身なんて読んでないので印鑑はもらえると思います。(amazonに通るかは不明ですが)

ちなみにうちでは、社内で翻訳を行って持っていきました。

認証の価格は地域によって違うかも知れませんが、僕が行った松山の公証役場では、11,500円でした。複数のドキュメントはまとめて1回で認証できるので、この金額のみです。事前連絡をして訪問し、30分ぐらいで終わりました。

ホントに認証翻訳いるの?
実は僕もこれはめんどいと思い、一度そのまま日本語で提出しました。そしたらすぐNGが返ってきました。その後、認証なしの翻訳ドキュメントを添えて提出しました。それもやはり、NGが返ってきました。よって認証翻訳は必須のようです。残念。

ただし、追加ドキュメントについては認証翻訳については特に言われることなく、日本語で提出しても何も言われませんでした。イニシャルのドキュメントのみ認証翻訳が必要なのかもしれません。

 

amazonが要求してくるものが二転三転する

実際に提出した書類については後述しますが、とにかくどんどん提出書類が増えていきます。

必要なドキュメント全てを最初に要求してくれていれば、こんなことにはならないんですが、書類を提出するたびに返信で追加書類の要求が返ってきます。

ようは書類出せば出すほど追加書類増える現象です。追加書類というよりは、この書類は条件を満たしてないから別の◯◯を提出してね、的な感じです。

このあたりは、おそらく担当者が1人で対応してるわけではないっぽいので、過去の提出書類をろくに確認しないまま追加書類を要求されてるような印象です。

 

問い合わせしてもなかなか返信がない

このアカウント認証の担当部署への直接の問い合わせフォームは電話しかありません。

電話でも問い合わせしたことあるんですが、結局電話受けた人もうちの書類扱ってた人ってわけじゃないので、話が繋がりにくいし、過去にこんな書類を提出したって話を説明するのもなかなか骨の折れる作業なので、基本的にはメールで問い合わせになります。

おそらく一度セラーサポート経由で問い合わせを行うと、アカウント認証部署の直メールアドレスをもらえるかと思います。
そちらが唯一の彼らと繋がれる方法と思っても過言ではないでしょう。

しかし、問い合わせしても待てど暮らせどなかなか返信はありません。

ここは根気よく待つしかないのかもしれませんね。

 

提出〜不備・追加書類まで時間がかかる

結局なんで半年もの時間かかったのかということ、ほぼ原因はこれになります。

なのでできたらラリー少なめで全てを完了させたいため、不備のないよう、ちゃんと要求のあった書類を提出するようにしましょう。

僕の場合は、認証翻訳で出さないといけないイニシャルの書類一式を、日本語のまま出したり、認証なし翻訳で出したりといったトライをしていたので結果として半年かかったということもありますので。

 

認証完了までにamazonに要求された書類一覧

それでは、実際に欧州amazonのセラーアカウントのアカウント認証を行う上で、提出してきた書類一覧です。

これらを全て用意してからアカウント作成をする必要はないと思います。
おそらく人によって必要な書類は多少変わってくると可能性はありますので。

提出書類区分備考
パスポート個人顔写真ページをスキャン
クレジットカード個人法人名義または代表者個人
銀行明細法人※1
履歴事項全部証明書法人法務局で取得、要認証翻訳
株主記載事項証明書法人自社作成、要認証翻訳
住所証明用書類法人※1
住所証明用書類個人※2 
戸籍全部証明書個人役場で取得、そのまま提出
定款法人そのまま提出

※1 Payoneerのストアマネージャー使えば一番カンタンです。2つともPayoneerのAccount Statementで対応可能です。詳しくはPayoneerへ。

※2 住所証明書類は、下記のなんでもいいですが、英語で提出できるものが必要です。

— A copy of a proof of address document showing the individual’s name and residential address. We can accept a council tax bill, if valid for the current year, or any of the documents below, if dated within the last 180 days:
– Utility bill (gas, water, electricity, TV, Internet, mobile phone, or landline)
– Bank statement
– Certified (stamped) bank letter
– Credit union or building society statement
– Credit card statement or bill
– Mortgage statement
– Rent receipt from a local council or letting agent
– Benefits agency letter (for example from the Department for Works & Pensions, Job Centre Plus, or Veterans Agency) confirming your rights to benefits.

何度も提出のやりとりがあったのは、この住所証明書類関連です。
なので求められた書類の種類でいうと、そこまで多くないんですが、この住所を証明するために何度もいろいろな書類をトライしました。。

 

コツは情報をこちらでも整理してあげること

一通り流れを思い返してみて思ったんですが、おそらくamazon側でも情報の整理がうまくできてないため、繰り返しの提出書類の要求があったりしていたのだと思います。

いやそれ、前出しましたやん!みたいなのもありましたし。

そしてアカウント認証が完了する直前に、実は内容を整理してメールで送信していました。今提出している書類はこれで、この書類には住所の記載があるから証明になりますよね?これで要求されている書類は全て揃ってると思いますけどどうですか?みたいな感じで。

結果それが効いたのかわかりませんが、その数日後にアカウント認証が完了しました。

つまり、最後のくだりだけ切り取ると、

  1. 要求のあった書類の提出
  2. 正しい書類を再提出しなさい
  3. え、出してますやん?
  4. 認証完了です

となったわけです。

つまり、再提出しなさいと言われたあとに、なにも提出してないけど、内容整理したメール送ったらアカウント認証完了したってことです。

これはどういうことなのかというと、すでに書類は揃っていたということですね。

なので担当者も混乱しているのか、担当者がたらい回しになってるのかは不明ですが、このように情報を整理してあげることも必要なのかなと思います。

ちなみに、弊社では今回開発者ID取得のためにセラーアカウントを取得しました。ですが、実際に欧州amazonで販売を行うためには、欧州各国のVAT登録が必須です。こちらはアカウント認証とは関係なく、セラーセントラル上で登録が必須になりますのでご注意ください。税務関連になりますので、詳しくは顧問税理士ないしは国際税務に詳しい会計士・税理士にお問い合わせください。小柴さん(@Koshiba_Kaikei)あたりにでも。

 

とにかく長い戦いでしたが、半年もかかるような例はおそらく稀かと思います。たぶんそんなにはかからないと思いますが、すぐには認証完了はしないのも事実ではあります。

なので、もし欧州amazonでの販売予定があるかたは、早めにでもアカウント認証を終わらせておくことをおすすめします。

Makosei
まあこの記事読んでるってことはもう、しようとしてるか、してる人でしょう。。
EIKING
それでは、武運を祈る。

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ABOUTこの記事をかいた人

1985年生まれ、愛媛県出身東京都在住。26歳で起業し、現在は商品開発及び直販・システム開発・仮想通貨(暗号通貨)関連の事業を行う会社を2社経営。 ”遊ぶために働く、働くために遊ぶ”の相乗効果がパフォーマンスの高い人生を実現できる方法と信じ、日々死ぬほど働き、死ぬほど遊んでいる。 趣味はフェス・ライブ観戦(主にBABYMETAL)、麻雀、旅行。 このブログでは、自身が経験したタメになったことや、自信の考えをビジネス・遊び関係なしで配信中。