【海外発送】国際郵便マイページと国際郵便サポートシステムどっちがいいの?

日本から海外へ、小口配送をする場合って、大半が国際郵便での出荷になるかと思います。この当たりはこの数年、特に勢力図に変化はなく、どうあがいても全世界エリア向けに国際郵便に対抗できる価格で張り合えるキャリアは出現していません

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海外向け直送ビジネスは、だからこそおもしろい部分でもあり、だからこそつまらない部分でもある。

そこで出荷数が増えてくると、だいたいの人たちが国際郵便マイページ大口契約、または国際郵便サポートシステムを使って出荷ラベルの印刷を行なうようになってくると思います。どちらも日本郵便のソフトウェアなんですが、結局どっちがいいのかわからない人も多いと思います。

そこで、両ソフトウェアとも5年以上使い倒してきた僕が、双方のメリット・デメリットについて解説していきます。

 

国際郵便マイページ

国際郵便マイページはこちらです。

国際郵便マイページ大口とは?
国際郵便マイページ大口契約とは、その名のとおり大口の契約になります。通常はないcsvでの配送情報の一括取り込みなどが可能になります。というかこれないと、1日100出荷とかはまず無理ゲーです。1日100件コピペは手が腱鞘炎になります。大口契約は、問い合わせると大口機能の制限を開放してくれます。条件もあると思いますが、そこそこ出してたら大丈夫なんじゃないでしょうか。知らんけど。

 

メリット: csvでの一括取り込みができる

これは大量出荷には不可欠な機能です。まず配送先データをcsv等で一括で取込めないと話になりません。

上記の大口契約についての説明でも解説してますが、国際郵便マイページは、なんとデフォの機能ではcsv取り込みができません。なぜなのかわかりません。

ですが大口契約を申し込むことで機能が開放されます。国際郵便マイページの恩恵を受けるためには、大口契約は必須です。必ず日本郵便に問い合わせましょう。

 

メリット: 複数拠点で同一アカウントが使える

国際郵便マイページは、ブラウザで起動するのでサブアカウントを作成すれば複数拠点でも使うことができますね。なのでSOHOさんなどに出荷を依頼してる場合などでも利用が可能です。

また同一の後納契約を使用して複数の拠点から出荷できるので、後納割引も全拠点合計で集計できます。国際郵便は、基本的に正規割引しか適応されないので、このあたりは確実に個数割引等は積極的に取りに行く必要があります。

 

メリット: APIでシステム連携ができる

これは開発費もかかるのであまりおすすめしませんが、実はAPIが公開されています。ウェブ上には資料がほぼ皆無ですがw

なので自社システムに国際郵便マイページの機能を組み込んで、出荷ラベルを出力することも可能です。

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デメリット: 印刷が一括でできない

配送先情報のcsv一括取り込みはできるのですが、あいにく印刷はひとつずつ印刷処理を行って印刷する必要があります。これもなぜか意味がわかりません。理解に苦しみます。

なので取り込みは一瞬なんですが、印刷にはかなり時間がかかってしまいます。よって結局大量出荷では時間がかかるシステムになります。まあcsvでの取り込みができるだけまだいいですけどね。

これが大口契約ですらない国際郵便マイページの機能だと、取り込みも印刷もすべて手動になります。もはや手書きでいいんじゃねレベル。

 

デメリット: 書留なしの小形包装物に対応してない

これはもはや当たり前だったので特にデメリットとは感じたことなかったです。2018年春になるまでは。

ですが現実として、書留をつけない小型包装物の印刷に対応していないため、全ての国際郵便の出荷を、国際郵便マイページで補うことができないわけです。逆にいうと、書留なし小型包装物の出荷を行わないのであれば、国際郵便マイページで全て賄うことはできます。

よって、書留なしSAL便や、書留なし航空便を利用するのであれば、別の方法で出荷ラベルの出力が必要になります。

 

国際郵便サポートシステム

国際郵便サポートシステムについて、これもマイページのAPI同様、ウェブ上に情報が全くありませんw
なのでこの記事は割と貴重なものになるかと思います。

国際郵便マイページと違い、国際郵便サポートシステムはインストール型です。(Windowsのみ)

 

メリット: csvでの一括取り込みができる

もちろんです。国際郵便マイページ同様csvでの出荷情報一括取り込みができます。

 

メリット: 書留なしの小形包装物に対応している

まず僕個人的な最大のメリットですが、書留なしの小型包装物の印刷に対応しています。実際の印字はこのような感じになります。

これはテスト印刷したものなんですが、ご覧のとおり追跡番号のようなUUから始まる管理番号も付与されます。

ちなみにこの管理番号は、通関を通過するための管理番号のようで、追跡自体はできません。

この書留なしSAL便、航空便の印字対応が2018年春のアップデートで行われたんですよね。地味にこれすげえんだわ。なんで今さら?って思ったけど。

もちろんインボイスも吐き出してくれます。

 

メリット: 全ての出荷の印刷が一括でできる

こちらも国際郵便サポートシステムの大きなメリットのひとつ、一括印刷です。印刷ボタンをクリックすると、全力で全ての印刷を行ってくれます。めっちゃ早いです。

ですが、書留なしSAL便、航空便のみ、A4で2出荷分の配送ラベルが出力されるため、国際郵便サポートシステムではA4を二分割したシールタイプの用紙を推奨しています。
まあ高いので大体の人がハサミで切ると思いますが、そのために書留なしSAL便、航空便の出荷ラベルのみ印刷処理が別になります。

それでも通常の印刷と、書留なし用とで2回印刷ボタン押すだけなのでウルトラ早いです。

 

デメリット: 後納アカウントひとつにつき、1PCのみ

これは日本郵便に何回かどうにかしてくれんでっしゃろかと相談したんですが無理のようでした。ひとつの後納契約に対して、1つのPCにしか国際郵便サポートシステムをインストールできません。1契約1PCです。

よって後納割引を全出荷に適応させるためには、1拠点での出荷を余儀なくされます。とはいえなんとかしようと思ったらできそうですが。

基本的には1出荷拠点のみの使用になります。

 

デメリット: 新規受付を積極的に求めていない

素敵なアプデを2018年にしときながら、新規受付は基本的に受け付けていないようです。もはや何がしたいのかさっぱりわかりません

年間1000万円ぐらいで日本郵便の国際郵便部門のコンサルを僕にさせてくれないでしょうか?売上2倍ぐらいにはできると思いますが。

なので、こればっかりは誰でも使えるわけではないようです。ある程度出荷があれば使えると思うんですけどね。
このあたりは地域によってバラバラだと思いますので、もし使いたい人は近くの日本郵便に問い合わせしてみてください。

 

結局どっちがいいのだろうか

結局ね、やはり大量出荷に重きを置くのであれば国際郵便サポートシステムを使うしかないと思います。トータルの作業スピードが全然違いますからね。

ですが、それ以上に複数拠点のSOHOさんなどをうまく使って別のコストを抑えて出荷したいのであれば、国際郵便マイページを選ぶべきです。

つまりビジネススキームによって選ぶべきソフトは変わってくるというわけですね。
あとは、今回紹介した双方のメリット・デメリットを参考にして、自身のビジネススキームと照らし合わせてみてください。

ちなみにlismoaでは、もちろん国際郵便マイページ大口用csv、国際郵便サポートシステム用csv両方の出力に対応してます。amazonやeBayの受注をほぼノールックで両方のcsv出力まで対応できた受注管理システムは、ほぼないと思いますのでぜひバスっと使ってみてください。

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ABOUTこの記事をかいた人

ネット物販を愛する男。 整備士から転身してネット物販で起業、約1年半で月利8桁に到達。 現在はアパレルD2C、lismoaやPRIMAの運営、EC専門のシステム開発、shopify構築サービスの会社(shopify experts認定)を経営するYouTuber。