訳あって欧州amazon(ヨーロッパ)のセラーアカウントの作成を行ってました。
かれこれ、1か月ぐらいずっと。。
アカウント作成できてから記事書こうと思ったんですが、
これは一筋縄では行かなすぎるため一回グチも含めて共有したいと思います。
まず最初に言わせてくれ。

こんなにアカウント開設難易度が高いWEBサービスは初めてです。
まだBABYMETALの、キャパ3000ぐらいのTHE ONE限定ライブのほうが簡単かもしれません。
そのぐらい、昨今の欧州amazonのアカウント作成は難易度が跳ね上がってます。
コンテンツ
欧州amazon(ヨーロッパ)アカウント作成
実際にアカウント作成完了した暁には、全フロー共有します。
とりあえずこの記事では、ざっくりアカウント認証フローに触れた上で、
意味不明に難易度が高い部分について共有しておきます。
amazonセラーアカウント作成
これは正直、amazon.comなどと大差なく普通に終わります。
会社情報や個人情報などの入力を行い、
クレジットカードを登録して完了です。
これで一旦はセラーセントラルにはログインできるんです。
そう、ここまでは割と簡単。
アカウント認証のための書類提出
これが一番やっかいです。
セラーセントラルにログイン後、
基本的に最初に必要な書類は4つで、
- 法人ー履歴事項全部証明書
- 法人ー株主記載事項全部証明書
- 法人ー所在確認書類(銀行明細)
- 個人ー所在確認書類(銀行明細)
これらをすべて「英語」で提出する必要があります。
まあ具体的には英語じゃなくてもいいんですけど、日本語が不可です。
さらにただ翻訳するだけではなく、認証翻訳が必要になります。
サポートからは大使館にイケと言われて大使館に問い合わせしたんですが、
amazonヨーロッパのアカウント認証大変やな〜
謄本とか株主名簿記載事項証明書の認証翻訳が必要らしい。
めんどす— EIKING (@eiking_asia) October 21, 2018
イギリス大使館に連絡すると、意味不明に英語でしか対応してくれず、そして要件が案の定伝わらず。一方的に電話切られる。
次にアメリカ大使館に連絡すると、めっちゃテンション低い女性が出て公証人は10~12時しか対応できませんって切られる。
レアキャラすぎる。— EIKING (@eiking_asia) October 22, 2018
アメリカ大使館はそもそも米国在住者もしくはグリーンカード保持者しか公証できない!!
どない!
ということで普通に公証役場にいくしかない。ちなみに金額倍ぐらいになる。— EIKING (@eiking_asia) October 23, 2018
大使館ではできないっぽいので、
公証役場で認証翻訳してきたわけです。
株主名簿記載事項証明書と、履歴事項全部証明書の翻訳認証をもらいに公証役場へ。
ホンマにこれでamazonEUアカウント作成できるんだろうか。。
ちなみにまとめて認証してもらうので、全部で11500円。 pic.twitter.com/ikOkn1rVVT— EIKING (@eiking_asia) November 9, 2018
これでばっちし!!
と思いきや。
認証翻訳までした謄本と株主記載事項全部証明書出しても、amazonEUから追加書類の要請が。
いっぺんに出してくれんと、認証翻訳都度金かかるからやめてほうしんやけど。— EIKING (@eiking_asia) November 11, 2018
追加で要請された書類2つ
A copy of the family registry certificate
A copy of the company’s Articles of Association
またこれも認証翻訳せなあかんの?
だるいだるいだるいだるいだるい— EIKING (@eiking_asia) November 11, 2018
追加書類の提出要請が。。

↑イマココ
って感じです。
アカウント認証が終わったら?
アカウント認証が終わったら、実際販売するためには欧州のVAT番号を取得して、
amazonに提出する必要もあります。
ちなみにうちの今回のアカウントは販売目的ではないため、VAT番号取得まではやりません。
なかなかアカウント認証が進まない理由
サポートがメールしかないし、返事がない
アカウント認証のサポートのは、セラーサポートと別部署のため、
セラーサポートで問い合わせても転送されるんですよ。
で、転送後の担当部署の回答は全部テンプレ。
直メールアドレスもあるんですが、
そちらは何度送信しても無視。
よってなかなか前に進みません。
追加書類どんどん出てくる
とりあえず最初に言ってた書類全部そろえて出しても、
それからまた追加で別の書類を要請してくる。
そもそも認証通す気がないのかもしれません。
しかも追加書類も翻訳が必要で、
再度認証翻訳するために認証費用が発生します。
これも1回11500円ですから、
まとめてできるに越したことはないわけです。
でも俺は諦めずに最後までやりきる
これ昔はここまで厳しくなかったんですよ。
amazonUKが、amazon Payment UKを別会社にしてから、
この認証がばっこーんと厳しくなりました。
でもそのときはまだ、日本語でのドキュメント受け付けてくれてたんですよ。
これが3~4年前ぐらいかな?
で今はというと、基本的に欧州言語+中文のみしか受け付けてくれません。
よって、国内の日本語書類ほぼ全てに認証翻訳が必要になるわけです。
最近で欧州amazonのアカウントを作成しきった人は、
なかなかいないんじゃないでしょうか?
なのでここは僕が一発風穴開けてやんないとと思ってます。

半年かかってようやくamazonヨーロッパアカウント開設完了しました!