情報弱者という言葉が生まれたのはいつか知りませんが、
かなり差別的な言い方なのでどうかなと最初は思ってました。
ですが、今みたいな時代になって、情報過多とまで言われていますよね。
そうです、割りと平等に近いレベルで、みんなが情報にアクセスできる時代になってきているのです。
にも関わらず、騙されたり、変な情報鵜呑みにしたりという人があとを経ちませんね。
高齢者や未成年などはともかく、普通の成人がこれだとちょっと危ないです。
その人だけが被害を被るなら、100歩譲って自業自得やろと思いますが、
その人の周りには家族がいたり、友だちがいたりするでしょう。
なのでその人の判断が、周りにも迷惑をかける可能性も秘めているのです。

ネットワークビジネスとの比較
ネットワークビジネスの悪いところは、
広めている本人たちが悪いことと微塵も思っていないということです。
普通に商品が良いから紹介するならまだいいんですが、
ネットワーキング活動を強要するのはちがいますからね。
さて、このネットワークビジネスと、
現代のインターネット情報社会でちょっと似てる部分がありまして。
例えば、あなたがビッグニュースのブログ記事を発見したとしましょう。
そうやな、例で言うと例えば「嵐、解散!!」みたいな。
この記事を発見したときに、あなたは情報を広めたくて、
Twitterに記事URLとともにツイートしたとします。
「【拡散希望】嵐解散ってまじかよ。 記事URL」
みたいな感じでか?
すると、記事も見ずにRTしまくった人たちがいて、またたく間にツイートが拡散されました。
しかし、実はその記事はデマでした。
というか、そもそもそんな記事書いてるブログはそのブログだけでした。
これは何が悪いんでしょうか?
そうです。
この時点で、あなたがもしかしたら悪いことをしているかもしれないという意識が0%なのです。
それはなぜでしょう?

ポイント1 発信者の人間性を見ろ
まず気をつけるべきは、その発信者についてです。
そのブログで、書いたブロガーは過去にどのような記事を書いてきたのか。
また、そのブロガーのTwitterアカウントのフォロワー数は?
最近のいいねの数は?
メンションのやりとりは?
このあたりを見るだけで、BOT気味か人間気味かわかってくると思います。
例えば、そのブログで1年前ぐらいの記事で、
「SEXY ZONE解散!!」みたいな記事書いてたとしましょう。
そしたら、考えますよね。
あれ?SEXY ZONE解散してないぞ、ってことは今回の嵐もデマ?
みたいに。
あとはいろいろ判断要素ありますが、ここでのポイントは、
文字の向こう側に人間味を感じるかどうか。
だと思います。
感じないのであれば、そもそも人間が頭を使って考えた文章ではない可能性が高いですね。
すなわち、信憑性に欠けると。
ポイント2 多角的にググれ
ポイント1をくぐり抜けたのであれば、
さらに同様のキーワードでgoogleで検索してみましょう。
これは、同一の情報を発信する、より信頼性の高い発信者を探すためです。
最初の「嵐、解散!!」の記事を書いたブログが謎の無名ブログだったとしたら、
もし同じ記事をGIGAZINEさんなどが書いてたらどうでしょう?
一気に信頼度がUPしますよね。
さらに、まだそれでもいまいち信頼度が乏しい場合は、
Twitter検索したり、英語で検索したり、公式サイトにアクセスしたり、いろんな角度からその情報を調査します。
詳しそうな知人エンジンにも聞いてみてもいいでしょう。
もしかしたらすでに情報をGETしているかもしれません。
僕の場合、今回の例だとうちの会社に嵐ファンの子がいますので、その子にも聞いてみると思います。
ここでのポイントは、信頼できる配信者を含む複数の同一の情報配信が見受けられるかどうかです。
ポイント3 最後は己を信じるのみ
ポイント1とポイント2で、
ある程度見極めはできるかと思います。
最後はもちろん己を信じるのみです。
最終的に「やっぱ嵐解散っぽい」となったら、
そのようにツイートすればいいでしょう。
しかしみなが納得するようなソースは必要かと思います。
ちなみに、嵐解散レベルのビッグニュースなら、
ほぼ確実にLINE NEWSでプッシュ通知来てますけどね。
ということで、
最近いろいろとちょっと的はずれというか、
ホンマに一回でも調べたことあるんかいな的な問い合わせが多かったので書いてみました。
質問でだいたいどの程度かわかりますからね。
みんなもっと情強になろうぜ。